紙が売れない!?日本製紙が3工場の設備停止を発表!

製紙業界大手の日本製紙は、印刷物のデジタル化などを背景に印刷用紙などに使われる「洋紙」の生産能力を今後、1割程度削減する計画を発表しました。

 日本製紙は、北海道の釧路工場や勇払事業所、静岡県の富士工場の3拠点で合計53万トンの生産能力を削減すると発表しました。これらの工場では印刷用紙や新聞用紙などに使用される洋紙を生産していて、洋紙全体の1割強にあたるということです。日本製紙は、これまでも秋田工場など一部の生産設備を停止して収益の改善を進めてきましたが、さらにコストを削減し、成長が期待されるおむつなどのヘルスケア事業やティッシュなどの家庭紙事業などに資金を投入したい考えです。業界団体の日本製紙連合会によりますと、2017年の国内の紙の生産量はピークの2007年と比べると約24%減少していて、製紙各社は生き残りをかけた生産縮小を進めていて、業界内の再編も進んでいます。

テレ朝ニュース

上記の通り、最大手の印刷会社の日本印刷が、生産設備の削減としては7年ぶりの規模のコスト削減を発表しました。

その背景と今後を見ていきましょう。

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紙媒体の需要低下?電子媒体の時代

Amazonの電子書籍リーダーのkindleなど、電子書籍やそのサービスをめぐる環境の進化は止むところを知りません。

新書や漫画をはじめ、新聞などの定期購読類も今や電子化が普及している時代です。

画像引用

そうなれば、「読み物」を読む手段が紙媒体しかなかった時代と比べれば、紙の需要の減少はすさまじいものでしょう。

単に読み物に限らず、例えば年賀状を送るという習慣もなんだか、最近風化したようには思いませんか?これはSNSの普及などの影響もあるでしょうから、一概には言えませんが無関係ではないはずです。年賀状の需要減少もかなり痛いでしょうね。

新しい家電などの電子機器類を最近購入された方はお気付きかもしれませんが、最近は紙の説明書は減ってきています。

PDFでの説明書となり、そのリンク等が示されているのみです。

以上のように、「紙」の需要は減少していく時代になることは避けられないでしょう。

環境の観点からも電子化への流れを止める理由はないのです。

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「紙」が生き残るためには?

紙の需要が減っていると言っても0になることはまずないでしょう。

というのも今までのはあくまでも「読み物」の媒体の話でしたし、読み物にしても、紙媒体の方が好きという人も一定数はいるでしょう。

                                          

ユニ・チャームが5月9日に発表した2018年12月期第1四半期の連結決算は、売上高1609億3600万円(前年同期比10.0%増)、四半期利益161億3800万円(24.7%増)となった。

高付加価値のベビーおむつ、敏感肌向け生理用品などフェミニンケアなどが好調だった。

2018年12月期通期の連結決算は、売上高6870億円(前期比7.1%増)、コア営業利益940億円(8.2%増)、純利益590億円(11.8%増)を見込んでいる

流通ニュース

紙おむつなどの販売を手掛けるユニ・チャームは大きな利益を上げていようなので、「紙」を扱っているから厳しいというわけでもなさそうですね。

やはり一番の難所は「読み物」でしょうね・・・

いかかでしたでしょうか?

紙離れが叫ばれて久しいですが、実際には紙の需要が増えていた時代もありました。

それが携帯電話の普及だったそうです。取り扱い説明書を大量に印刷していました。

それも、スマートフォンの登場で幕を閉じました。

やはり現在は時代のニーズに合わせた事業展開が求められている過渡期なのでしょうね・・・

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